まるみちの楽器紹介ブログ

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摩訶不思議!〇〇が必須な笙の世界!

      2017/03/21

こんにちは。
ほうじ茶が好きな
まるみちです。

今日は笙の
演奏方法やその麗しい音について
お話していきますね。

笙は普段なかなかお目にかかれない
楽器だけあって
調べれば調べるほど独特で
面白い楽器なんですよ~。

その超独特ポイントの一つが

温めること!
冬であれば
管楽器の方も
楽器を温めたりしますが
笙はなんというか、
温め方の規模が違います。

なんと炭火!なのです。
(電熱器や保温器を
使われている方もいます。)

調律自体も、
笙が温まっている状態で
されているので
ちゃんとした音をだすためにも
温めは必須なのだとか。

そしてこの楽器は
吹き口から直接息を吹き込むので
水滴がリードのついちゃうんですよね。
そうするとリードの溝に
その水滴がついてしまって
音がでなくなるのです。
特に気温の低い冬に
この現象は起こりやすいのです。

でも事前に温めておけば
この結露問題は防げるのです。
ちなみに吹き終わった後も
乾かすために再度温めます。

がしかし温めすぎても
中に使われているロウが
溶けだしてしまったりする
トラブルがあります。繊細!

この温める時間の目安ですが、
笙の頭(かしら)部分が
人肌程度に温まってれば良いとはっきり
明記しているところもあれば

一概には言えず
まずは笙のことを
よく理解している方に
付き合ってもらって
「これくらいの温度!」
と覚えたほうが良い等
諸説あります。
ちょっと私も
お勉強しておきますね…!

この温めが調律の
鍵だったりもしますが
長くなるので次は演奏法…

昨日もちょっと書きましたが
指孔という部分を塞いで
吹き口から
息を吸ったり吐いたりして
音をだします。

これまた面白いポイントなのですが
笙は一つの管からは
粋を吸おうが吐こうが
ずっと同じ音がでます。
循環呼吸を身につけなくても
ずーっと音を出し続けることが
可能なわけです!
(ちなみに循環呼吸とは
息を吸っていながら
吐くこともできる、
そんなすごい呼吸方法です)

音域は1オクターブちょっとくらいです。

音譜も雅楽に使われる楽器だけあって
西洋の音譜ではなく
笙に使われている竹の名前を使った
唱歌が用いられます。
私も書いてて「???」となったので
図を描きますね。エイッ!

赤字の千(せん)から
時計回りに
十(じゅう)、下(げ)
乙(おつ)、工(く)、美(び)
一(いち)、八(はち)、也(や)
言(ごん)、七(しち)、
行(ぎょう)、上(じょう)、
ぼう、こつ、
毛(もう)、比(ひ)
です。
「ぼう」と「こつ」は
漢字が出てきませんでした…

この文字がそのまま音譜として
記譜されています。

音は和風オルガンのような
それにハーモニカを合わせた様な、
どこか神秘的な音がします。

こちらの動画が音だけでなく
かなり詳しい説明がされていて
今日こんなに
長々書いたブログ意味なくない?
これ見ればよくない?
と思ったくらいです。
https://www.youtube.com/watch?v=0W8A6n0OgkQ

この動画の方は電熱器を使われていますね♪

こちらは説明プラス
一音一音吹いてくれているので
一つ一つが
どんな音なのかわかります。
この心遣いが嬉しい…
https://www.youtube.com/watch?v=tiXWCV9Zag8

それにしても和楽器って
知れば知るほど奥深くて面白いですね~!
雅楽や演歌は日本独自の音楽なので
これからもずいずい
紹介していければと思います。

 

 

 

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